シェル(Shell)とは
・コマンドライン・インタプリタと呼ばれる、入力されたコマンドを順次実行するソフトウエア。
・ユーザが指定したコマンドをカーネルに実行してもらい、結果をユーザに返す機能を実装している。
・ユーザとLinuxカーネルを橋渡しするソフトウエア。
・コマンドラインシェルもあればグラフィカルシェルもある。
・CentOSではコマンドラインシェルとしてbash(Bourne Again SHell)が使われる。
(bashは現状Linuxの標準シェルとなっている)
・シェルはログイン認証が通れば起動される。
・起動するシェルの確認は cat /etc/passwd のエントリの行末
コマンドプロンプトとカーソル
[ictu1600@centos7t ~]$■
↑ ↑
プロンプト カーソル
↓
[ユーザ名@ホスト名:カレントディレクトリ]$:一般ユーザ
#:管理者(root)
※Ctrl+s ターミナルはロックできる 解除はCtrl+q
コマンドの書式
$ コマンド名 [-オプション] [引数(ファイル名等)]
コマンドラインテキストの補完機能
Tabキー×2回 残りの文字列を補完
$ re TabキーTabキー
$ wh TabキーTabキー
コマンドの履歴機能
↑キー コマンド履歴を一つずつ前に戻って表示
↓キー コマンド履歴を一つずつ新しい履歴に進んで表示
$ history コマンド履歴に格納されているコマンド一覧の確認
$ !ヒストリ番号 指定したヒストリ番号のコマンドを実行
!! 直前のコマンドを再実行
コマンド履歴の検索
Ctrl+R インククリメンタルサーチモード(historyと一緒に使うとわかりやすいかも)
さらにCtrl+Rで履歴のヒットをさかのぼる