23ファイルのセキュリティ(パーミッション)

ファイル詳細情報の表示

ls -al  a:隠しファイル表示 l:詳細表示




ファイル詳細情報(p.39)(ミニマムテキストp.21)




ファイルアクセス権

ディレクトリアクセス権 ミニマムテキストp.22)
※ディレクトリはr権だけではcdできません

※ディレクトリはx権だけではlsできません



パーミッション(8進数によるアクセス権の表現)(p.237)ミニマムテキストp.22)




パーミッション(アクセス権)の変更 (P.236)ミニマムテキストp.22)


chmod [オプション] モード ファイル

モードの指定は下に記す英記号か8進数3桁を用いる

    ユーザの指定             権限の指定             権限の表記↓x 実行権、検索権




数値によるパーミッション設定を行います(所有者以外は何もできない設定)



所有者の変更 (P.232)

chown [オプション] 所有者:グループ ファイル

ユーザが新たにファイルを作成またはコピーした場合ファイルの所有者はそのユーザとなる

所有者を変更する場合はroot権限が必要になる

以下の例では所有者がrootに変更されたことによりguestのIDではファイルが読めなくなる

 



【演習1】(p.236)

1.error.txt の 所有者:グループ をguestに戻してください(rootで行います)。

2.guestユーザで内容を表示できることを確認してください。

3.以下 error.txtに対して記号によるパーミッション設定を行います。

  併せて、数値による設定コマンドも考えてください。

     (1)その他ユーザに読み込み権と書き込み権を追加 chmod o+rw error.txt

     (2)その他ユーザを読み込み権だけにする chmod o=r error.txt   

     (3)所有者の書き込み権を削除する chmod u-w error.txt           

     (4)すべてユーザに対してすべての権限を与える chmod a=rwx   


【演習2】(p.236)

guestユーザで実行します

1.pamtestディレクトリを作成してください

2.pamtestディレクトリをすべてのユーザで読み込み権のみに変更してください

3.pamtestディレクトリにcdできないことを確認してください

4.pamtestディレクトリをすべてのユーザで実行権のみに変更してください

5.pamtestディレクトリにcdできることを確認してください

6.pamtestディレクトリ内でlsできないことを確認してください

7.pamtestディレクトリにすべてのユーザで読み込み権と実行権を与えてください

8.pamtestディレクトリ内でlsできることを確認してください