001.EclipseによるWebアプリケーション開発(ランダムウォーク)
ランダムウォークのシミュレーションを行うWebアプリケーションをMVCモデルで作成します。
ドキュメントルート(プロジェクト名)はlibconとしサーブレットクラス(urlパターン)はWalkとします。
●Eclipseの環境設定(最初に1回だけ)
(外観をライトに設定)
ウィンドウメニュー → 設定 → 一般 → 外観 → ライト → 適用して閉じる → 再起動がかかります
(JSPの文法エラーを表示)
ウィンドウメニュー → 設定 → 検証 → JSPコンテンツ・バリデーター → チェック
→ JSP構文バリデーター → チェック → 適用して閉じる
(実行結果の出力を内部ブラウザに変更)
ウィンドウメニュー → 設定 → 一般 → Webブラウザ → 内部ブラウザを使用 → 適用して閉じる
●Eclipseの開発準備
【プロジェクトの作成】
新たにプロジェクトを作成します。プロジェクト名はlibconとします。
(作成方法)
ファイルメニュー → 新規 → 動的Webプロジェクト → プロジェクト名:libcon
→ ターゲットランタイム:Tomcat9(Java17)→ 動的Webモジュールバージョン:4.0 → 完了
【ランダムウォークの仕様】
以下の条件のシミュレーションを行います。
(条件)
【Beanの仕様】
(仕様)
(実装)
Beanのpackage名は jp.ict.aso.model とします
作成するクラスはSerializableインターフェースを実装します
変数はprivate宣言します
引数なしのコンストラクタを実装します
適切な引数を与えるコンストラクタを実装し、引数はインスタンス変数に格納します
処理ロジックを実装します、このとき処理結果はインスタンス変数に格納します
setterメソッドを実装します
getterメソッドを実装します
●ランダムウォークWebアプリケーションの内部設計(MVCモデル)
【ランダムウォークモデル図】
●ランダムウォークWebアプリケーションの作成(MVCモデル)
①ランダムウォークロジック用JavaBeansクラスを作成します
libconプロジェクトを右クリック→新規→クラス
パッケージ:jp.ict.aso.model
名前:RandomWalkBean
ソースコード:考えましょう!(コードを保存すると自動的にコンパイルされます)
②リクエストコントロール用Servletクラスを作成します
libconプロジェクトを右クリック→新規→その他→Web→サーブレット
パッケージ:jp.ict.aso.controller
クラス名:RandomWalkServlet
チェック項目:
ソースコード:アノテーションは/Walk ※import文は短縮しています
※不必要なコメントは削除しています
③試行回数を入力するJSPファイルを作成します
libconプロジェクトを右クリック→新規→その他→Web→JSPファイル
保存場所:libcon/src/main/webapp/WEB-INF/jsp
ファイル名:randomWalkForm.jsp
ソースコード:
④試行結果を表示するJSPファイルを作成します
libconプロジェクトを右クリック→新規→その他→Web→JSPファイル
保存場所:libcon/src/main/webapp/WEB-INF/jsp
ファイル名:randomWalkResult.jsp
ソースコード:
⑤Webアプリケーションを実行します
サーブレットクラス(RandomWalkServlet.java)を右クリックしてサーバで実行します!!
Tomcat9_Java17を選択 → このプロジェクトを実行するときは常にこのサーバを使用 → チェック
→ 次へ
右側の構成済みペインにlibconがあることを確認 → 完了
⑥実行結果をスクショして報告します(内部ブラウザの出力でも大丈夫です!)
【課題】
10万回のランダムウォークの試行を5回行って結果の期待値がどのように変るのかを表示するようプログラムを変更してください。