92.EclipseによるMVCアーキテクチャのまとめ(スロットマシン)
スロットマシンのシミュレーションを行うWebアプリケーションをMVCモデルで作成します。
セッションパラメータでの変数の受け渡しが重要です。
【仕様】
3つの乱数を発生させて当たりを判定するスロットマシンを作成します。
プログラムの構成はMVCアーキテクチャの両方で実現すること。
数字の画像の回転のアニメーションをつけてください。
(1)メッセージ表示
・3つの乱数を発生させそれぞれインスタンス変数に格納する
・3組揃いでVerryGood、2組揃いでGood、を表示する(ばらばらでは表示なし)
(2)持ち点対応
・掛け点、持ち点のインスタンス変数を用意する
・初期値で持ち点は10点、掛け点は1点とする
・3組揃いで掛け点の5倍を持ち点にプラス
・2組揃いで掛け点の2倍を持ち点にプラス
・ばらばらで掛け点を持ち点よりマイナス
・回転結果、掛け点、持ち点、メッセージ の順に表示する
【スロットマシンBean】クラス図
-------------------------------------- //クラス名
SlotBean
-------------------------------------- //フィールド(プロパティ)
- numA:int
- numB:int
- numC:int
- kaketen:int
- zanten:int
- mes:String
- matchi3:int //3つ合致で5倍
- matchi2:int //2つ合致で2倍
-------------------------------------- //メソッド
+ SlotBean() //コンストラクタ
+ slotRolling():void //ロジック
+ setKaketen(kaketen:int):void //セッター
+ setZanten(zanten:int):void //セッター
+ getNumA():int //ゲッター
+ getNumB():int //ゲッター
+ getNumC():int //ゲッター
+ getKaketen():int //ゲッター
+ getZanten():int //ゲッター
+ getMes():String //ゲッター
--------------------------------------
- private
+ public
【プロジェクトの作成】
新たにプロジェクトを作成します。プロジェクト名はslotmachineとします。
ファイルメニュー→新規→動的Webプロジェクト→プロジェクト名:slotmachine
→ターゲットランタイム:Tomcat(Java17)→動的Webモジュールバージョン:4.0→完了
※プロジェクトをTomcatサーバに追加するのを忘れないように!
【課題1】
【スロットマシンモデル図】
上記【スロットマシンモデル図】を参考にスロットマシンMVモデルをMVCモデルに変更してください。
※imagesフォルダ内に0~9の数字の画像と数字の回転アニメーションの画像を保存してください
※SlotBean.javaはSlotmachineBean.javaに変更します(クラス宣言を転送モデル用に少しだけ変更します)。
※SlotmachineServlet.javaを新たに作成します(urlパターンは/Slotm)。
※slotmachineView.jspとslotmachineStart.jspとslotmachineResult.jspは保存先をslotmachine/src/main/webapp/WEB-INF/jspに変えて新たに作成します。
起動するのはSlotmachineServlet.javaです!
(urlがlocalhost:8080/slotmachine/Slotmから変化してはいけません)
以下に参考のソースコードを提供します。
【参考のソースコード】
SlotmachineBean.java
SlotmachineServlet.java
slotmachineView.jsp
slotmachineStart.jsp
slotmachineResult.jsp
【実行例】